腰痛との戦いが始まった、ひたすら走る一日。
礼文島からフェリーで稚内へ戻り、北海道北部の東側へ。 オホーツク海沿いをひたすら南下し、紋別を目指します。
楽しかった礼文島を離れ、バイクとともにフェリーへ。 船内には北海道を旅するバイクが並んでいました。
この便にはバイクが数台いて、今回は先頭ではなく車の後ろ。 フェリーでは先頭になると係員の合図や停車位置に毎回戸惑うので、前の車について進めるだけで気持ちが楽でした。
稚内に戻ったら、ここからが長い一日の本番です。
前日までの疲れも重なり、腰の痛みが強くなってきました。 バイクに乗り続けるのも、乗り降りするのもつらくなります。
初めての腰痛は、じっとしていると大丈夫そうでも、立つ・座る・ひねるたびに痛みます。 それでも夜はCPAPで熟睡できており、「腰は痛いけど、基本は楽しんでいる」状態でした。
それでも今日の宿は紋別。 無理をし過ぎないよう休憩を取りながら、オホーツク海側をひたすら走ります。
北海道では鹿にも注意が必要です。 こちらの都合などお構いなしに道路へ現れ、走行中は何度も気を抜けない場面がありました。
腰は痛くても、前方への注意は怠れません。 速度を抑え、鹿の動きを確認しながら慎重に通過します。
道の駅グリーンアイランド岡島まで来た時点で気温は18℃。 「グリップヒーターだけじゃだめだ」と、ヒートテックとダウンを追加しました。 鹿がなぜ道路上で止まるのか分からず、「馬鹿なのか」とつぶやきながらも慎重に進みます。
鹿を乗り越えたと思ったら、今度は道路脇にキツネが現れました。 北海道らしい出会いではありますが、走行中は飛び出してこないか慎重に様子を見ます。
長い移動の途中で、温かいラーメンを食べて休憩。 腰を休ませ、紋別まで走るための力を補給します。
この日は観光を詰め込む日ではなく、暖かくして無事にホテルへ着く日。 温かい一杯が、冷えた体にも痛む腰にもありがたく感じられました。
旅も後半に入り、たまった洗濯物をコインランドリーへ。 雨や汗で濡れた衣類を洗い、スニーカーもきれいにして残りの日程に備えます。
腰痛、鹿、キツネを乗り越え、ようやく紋別に到着しました。 今夜の宿は紋別プリンスホテルです。
温泉付きのホテルなので、長距離を走って疲れた体と痛む腰をゆっくり休めます。 今日は観光よりも、とにかく紋別まで走り切ることが目標の一日になりました。
寝床の豪華さよりも、電源を確保してCPAPで熟睡できることが旅を続ける力になる。 今回の旅で準備してきた「電源のある宿」が、後半戦で効いてきました。