礼文島へ渡り、バイクで走れる道を巡ります。
利尻島からフェリーで礼文島へ。 礼文島では最北端のスコトン岬をはじめ、バイクで走れる道をできる限り巡りました。
フェリーターミナルで乗船手続きを済ませ、バイクとともに礼文島へ向かいます。 島から島へ渡る、北海道ツーリングならではの一日です。
短距離用の船は強風で激しく揺れ、「後ろの方に乗るように」と船内放送が流れました。 車両甲板では二輪はMT-07だけ。今回もソロ感の強い船旅です。
礼文島に到着すると、すぐに島内ツーリングを開始。 港から島の道へ入り、まずは北を目指しました。
「とりあえず時計回りに、行き止まりまで行ってみる。」 島を一周するのではなく、枝分かれする道の終点を一つずつ確かめる走り方になりました。
礼文島は少し走るだけで、次々と違った海の景色が現れます。 雲の切れ間から光が差し、青い海と岩場が広がっていました。
礼文島最北端のスコトン岬に到着。 海の向こうまで見渡せる岬で、ここまで走ってきた記念を残しました。
石には「一等水準点」、標高5.83m。 旅のサブタイトルにした伊能先輩を思い出し、「伊能先輩、礼文島でも出てきた」とうれしくなりました。
スコトン岬のあとは、礼文島でバイクが走れる道をできる限り巡りました。 海岸、入り江、丘の道。どこを走っても新しい景色が現れます。
あと少しで道がつながりそうなのに、実際には行き止まり。 横断トンネルの脇には昔の生活道路のような裏道もあり、「つながっていない理由まで日本の輪郭」だと感じました。
楽しくて、ついはしゃぎ過ぎてしまうほどでした。
島内を走り終え、今夜の宿となる久種湖畔キャンプ場へ。 バンガローに荷物を入れ、持参した銀マットを準備しました。
一日中、礼文島を楽しく走り回り、最後は温泉へ。 ところが、そこでバイクを倒してしまいました。
温泉に着いた途端、安心して力が抜けました。 荷物をキャンプ場へ置いてきたため自力で起こせましたが、その瞬間に腰が「ミシッ」。 温泉とマッサージ機で復活を図ります。
楽しくてはしゃぎ過ぎていたところもあったのかもしれません。 それでも、身に着けていたプロテクターとバイクに取り付けたバーが守ってくれました。
旅先での装備の大切さを、あらためて実感した出来事でした。
いろいろあった一日の夕食は、豚の生姜焼き。 麺も用意し、温かい食事を取りながら礼文島を走り尽くした一日を振り返りました。
夜の気温は19.1℃。 たくさん走った体を休め、明日に備えます。
夜は寒く、電熱ベストを腰へ当てると気持ちよく感じました。 銀マットを4枚重ね、丸めた着替えを膝の下に入れて、初めての腰痛をいたわりながら休みます。