北海道最終日は、土石流による通行止めと豪雨。最後までアドベンチャーです。
留萌から日本海沿いを南下して小樽へ向かう予定でしたが、土石流による通行止めでUターン。 内陸へ戻り、高速道路を使って小樽港を目指しました。
留萌を出発し、日本海沿いの縁取りを続けます。 ところが増毛町御料地付近で、土石流による通行止めになっていました。
規制区間は約5.8km。ここから先へは進めません。 「縁取りはここまで」としてUターンし、高速道路へ向かうことにしました。
引き返して内陸へ向かう途中、今度は激しい雨に打たれました。 びしょ濡れになり、サービスエリアで休憩します。
Uターン後の走行記録は114.3km、2時間03分。 温かい野菜炒め、ご飯、味噌汁を食べて体を温めました。
ウニマグロ丼、海老天丼、ラーメン、ジンギスカンと続いた旅の最終日に、 ついに健康的な食事です。ここからは観光よりも、乾かす、温める、食べる、そして小樽へ無事に着くことが目標になりました。
高速道路を使い、無事に小樽フェリーターミナルへ到着。 復路は16時45分発、新潟港には翌朝9時15分着。バイクの乗船開始は15時15分です。
フェリーまで少し時間があったので、小樽の商店街へ。 北海道を走っている間は「人がいない」「バイクもいない」と感じていたのに、小樽へ戻ると急に人混みです。
「ここにみんないたのか!」 利尻の完ソロや静かなオホーツク海から来ると、北一硝子周辺はちょっとした都会でした。
乗船時刻に合わせてフェリーターミナルへ戻ります。 島便ではバイク一台ということもありましたが、帰りのフェリーには多くのバイクが並んでいました。
船内では出航前の演奏があり、多くの乗客が集まっていました。 最後に北海道から送り出してもらうような時間になりました。
帰りはシングル個室。電源があるのでCPAPを広げ、今夜も自分の部屋で休めます。
ところが、バイクに鍵を付けたまま部屋まで来てしまいました。 出航前に気づいたため車両甲板へ戻ることができましたが、「はぁ、64歳」と自分にため息です。
もっとも、この一日だけでも土石流通行止め、Uターン、高速道路、激しい雨、小樽散策、フェリー乗船。 一つくらい抜けても無理はなかったのかもしれません。
往路の船上は圏外でしたが、復路はStarlinkを契約してオンライン。 個室、電源、CPAP、インターネットがそろい、フェリーは「移動する自分の部屋」になりました。
晴天のオロロンライン、宗谷岬、利尻の完ソロ、礼文の行き止まり巡り、転倒、腰痛、鹿、キツネ、寒さ、 そして最後の土石流通行止めと豪雨。予定どおりにいかない北海道を、その都度判断しながら走りました。
通行止めで海岸線の縁取りは途切れましたが、行けるところまで自分で走って確認しました。 北海道を離れるフェリーが出航し、今回の北海道編はここで終了です。